角栓のケア

角栓の原因

 

角栓はニキビの芯となるものです。ニキビは白ニキビと呼ばれる初期段階で正しいケアをしておかなければ、ますます悪化することになります。

 

角栓のできたときに正しい洗顔をしていると、角栓は自然に取れるというケースが多いようですが、指やピンセットで角栓を押し出したり、スクラブなどを使って無理に角栓を取ろうとしたりすると、穴が開いた状態になり、角栓の痕に再度ニキビができたり化膿したりすることは少なくありません。

 

ニキビを潰してしまうのも厳禁です。角栓の状態のうちは洗顔を中心に、白ニキビができてしまったらできるだけ刺激を抑えながら治るのを待ちます。ニキビが炎症を起こしてしまったら皮膚科に相談するようにしましょう。

 

角栓をできやすくしているのは、皮脂の過剰な分泌で、ストレスやホルモンバランスの狂いなどの内的な原因や、偏った食事などが考えられます。

 

ストレスやホルモンのバランスがおかしくなる要因として、睡眠不足が挙げられますが、人間の体は起きている時間が長ければ長いほど皮脂の分泌が促され、さらに脂っこいものや甘いものをたくさん食べれば、それだけ皮脂の分泌量も多くなります。

 

逆に野菜をあまり食べていないとビタミンが不足し、体の抵抗力が落ちるためにニキビもできやすくなってしまいます。ニキビや角栓の原因となる過剰な皮脂の分泌を抑えるためには、何よりも毎日の生活習慣のバランスを整えることが大切でしょう。